年末大賞ラッシュ!サブスク大賞にCSのプロは深く悩む

サブスクリプションビジネス大賞2022という賞があることをはじめて

知りました。今年で4回目だそうです。主催しているのは一般社団法人

サブスクリプションビジネス振興会。この大賞は、「サブスクサービスの

トレンドと未来がわかる日本唯一のサブスク特化型イベント」とのこと。

 サブスク振興会のホームページには、

「『サブスクリプションビジネス』は顧客数・客単価・契約期間の

3軸の経営状態を把握することで、計画も立てやすく、業績の上下も

比較的緩やかな為、時間的猶予が生まれ対処しやすいのが特徴です。

また、経営者も過度なストレスを抱えにくいと言われています。

このような『サブスクリプションビジネス』を日本のマーケットに

浸透させるべく、情報やノウハウ、事例などをサブスクリプション

ビジネスの成功に必要な情報すべてを当振興会を通じて提供していき

ます。」との記載がありました。

 なんとなく、サブスクが流行る理由が明らかになる内容です。

経営者が過度なストレスを抱えにくいビジネスモデル、ということに

なると、お客様とのコミュニケーションはwebでとるが、顧客満足と

いう考え方はあまり意識していない・・・・という気もします。

経営に対する危機感を常に見越していると、CS向上は必然になります。

 さて、サブスク大賞の「評価基準」は『お得』『悩み解決』

『便利』『新規性』『成長性』という観点だそうです。さらに

本年から『安全性』も加わったとのこと。

 そして、今年のサブスク大賞は、YAMAP(ヤマップ)。電波が

届かない山の中でも、スマートフォンのGPSで現在地と登山ルートが

わかる、登山を楽しく安全にするアプリ。基本機能は無料で、活用

頻度が高いユーザー向けに「登山地図の使い放題」や「ルートから

外れた際の警告機能」など、サブスクリプション型の有料プランを

提供。2022年10月に累計340万ダウンロードを突破。国内の登山地図

アプリにおいて7割を超えるシェア。

 さらにこのアプリでは、歩いてきた道の軌跡や登山中の写真を

活動記録として残したり、山の情報収集に活用したり、全国の

登山好きと交流したりすることもできます。

 なるほど、十分にCS実践をしていますね。満足度を高める

ステップ2を実践しています。モノをお得かつ便利に入手する

だけではなく、そこに「利用者がまだ言葉にしていない、または

自覚のある要望に応えるサービス」を投入しているということです。

 言い換えると、満足度を高めるステップ2をクリアするという

ことは、お客様との関係性が強くなり、サブスク契約をし続けて

くれる、利用料金が継続されるということです。このあたりが、

経営のストレスを抱かない理由なのでしょう。

 また、「成長性」に期待が持てるという点を評価するならば、

利用者(お客様)間の横のつながりがさらなる「登山愛好家」を

増やすという連鎖を生み、収益を押し上げていくということです。

 成長する企業には、必ずCSが息づいています。ただ、それを

自覚することができていないことはリスクでもあります。

「日本酒サブスク」「かみそり刃サブスク」「牛角サブスク」

「zozoサブスク」などは失敗した事例として知られています。

 これらの失敗例には、「お客様を深く知る」ことから始まる、

満足度を高める3ステップの理解がなかったのでしょう。

「いろいろな日本酒を毎月定額で飲める」というサブスクでは、

会員が2年で卒業してしまうという誤算が発生し、事業スケールの

拡大が期待できないことからサービスを他社に譲渡しました。

 今、CSは企業が変動に負けない新たな適応力を醸成するために

必須の理論であり、実践行動なのです。

 12月12日のCSマネジメントセミナーでは、「新た適応力とCS」

という観点から組織レジリエンスについて解説します。

 ♪♪♪~CS音声ブログはこちらから

 「名前を呼ぶマナーと敬意表現」

https://note.com/cskaoru/n/nfd8c5c7785a9

 「サブスクとCS」

https://note.com/cskaoru/n/n4f7c1e830905

 ◆◇◆ 第41回CSマネジメントセミナー(ZOOM講座) ◆◇◆ 

      2022年12月12日(金)15:00~16:00              

https://www.cs-kentei.jp/csms/

 ≪テーマ≫

   組織レジリエンスはCS実践力で培われる

 今、最新の企業評価指標として、「組織レジリエンス」が

 重要視されています。企業の具体事例を用いながら、

 組織レジリエンスを醸成するためのCS実践の在り方を

 解説いたします。 

 ≪カリキュラム≫

1.組織レジリエンスとCSの関係を論理的に説明する

2.実例からCSを土台にした組織レジリエンスを理解する

  事例)アバターコンシェルジュ

     (遠隔・リモート接客の仕組み)活用

     (新宿ワシントンホテル)

3.仕組み提案会社はどのようなCS実践で採用されたのか

4.ホテルは顧客ニーズの変化をどのように判断し、

  CSアップを目指したのか

5.新たな「適応力」を見出すためのCS実践教育とは?

 組織レジリエンスは最新の企業評価指標でもあります。

 ぜひ、ご受講ください。

 ≪お申し込みは≫

https://www.cs-kentei.net/csms.html

<お知らせ>

CSスペシャリスト検定の実技問題の受検は365日24時間対応に

なりました!

 ■□■ ベーシックレベル特典受検のご案内  ■□■

    ~メールマガジン会員様用特典価格でご提供~

      CSスペシャリスト検定ベーシックレベル    

https://www.cs-kentei.jp/basic/

 メールマガジン会員で、初めてベーシックレベルを個人で受検

  される場合、9,812円(税込)でご受検できます。

  ※通常価格15,587円(税込)

 是非、ご活用ください! お申し込みは下記URLより

 お願いします。

https://www.cs-kentei.net/basic1.html

■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■

 最後までお読みいただきましてありがとうございました。

  ※当検定協会のメールマガジンの全文または一部の文章を

  許可なく転載することを禁じます。

 ※このメールアドレスは、配信専用です。ご返信いただきましても

  ご回答できませんので、ご了承ください。

 ※CSスペシャリスト検定協会メールマガジンの今後の配信停止を

  ご希望の方は、下記URL 会員登録サイトの下部にある解除ボタン

  よりメールアドレスをご送信ください。

     http://www.cs-kentei.jp/mailmaga.html

 ※アドレス変更をご希望の方は、お手数ですが下記のアドレス

  までご連絡をお願いいたします。

     kentei@cs-kentei.jp

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です