待ったなし!人手不足対策に2つの施策あり!

人手不足は待ったなし!です。バブル期を超えた有効求人倍率1.48倍という、2人の働き手を3社が取り合う様相です。人手不足は深刻を超えて、クライシスに近いのかもしれません。2017年1月~4月までに求人難で倒産した会社は12社にのぼるそうです。(NHK調べ)

人手不足は顧客接点に大きな影響を及ぼします。もちろん、営業や販売の人手がいない、という現実もありますが、数を重視してそろえた顧客接点の現場では、「指導者がいない」という現実も発生しています。

ある全国に店舗を構える和食のチェーン店で言葉にならない状況に遭遇しました。
入店するなり、入り口で強いクレームのお客様に謝罪している店長とフロア責任者の姿が、目に入ってきました。

お客様は「写真に撮ってあるから!」と怒りを募らせています。おそらく、「異物混入」なのでは?と思うところでした。

それでも、他に行く当てもなかったので店内に。オーダーをするときから、嫌な予感は的中でした。オーダーの途中で客席を離れるので、不安になりながらオーダー。

なんとか注文品は届きました。結局、支払い時に金額に誤りがあることが見つかり、
その修正をするのにレジの担当者が「どうするのよ、これ」と小声でぶつぶつに遭遇。
もう、オペレーションが崩壊状態。

さらに「おうどん」をオーダーしたので、「七味をください」と言ったら、山椒が。

運んできた青年に、「これ黒胡椒?それとも七味?」と訊いたところ、「七味です」と回答。「これ山椒だよ」と言っても、ちんぷんかんぷんの様子。七味を知らないのですよ! もう、びっくり・・・。

まぁ、おうどんを運んで来た時も、テーブルの食器をどう片づけたら「うどん」をおけるのかを迷って、たらたらしているので、「うどんがのびちゃうよ!」と言うと、「あっ」とは言うが、のんびりと動くし・・・

イライラでした。外食を控えたくなりますよね。

少し前まではベテラン社員が新人アルバイトの指導をしていたから、学生でも現場は回ったのです。ですが、その指導する社員がいない、のです。となると、融通をきかせて働ける学生アルバイトが本当に戦力なのでしょうか?

日本レーザーという会社では中途採用の子育てママやフルタイムでは働けないシニアにも、「英語力」、「IT」、「対人能力」という評価をすることで、昇級などの対応をしているそうです。その結果、離職者は0とのこと。

人手不足には、社会経験があり、人の暮らしを理解できる子育てママの採用は重要な改善策になります。

ですが、そのためには会社側の「働き方改革」「多様な働くことへの価値観」の理解が必要になります。

6月9日のCSマネジメントセミナーでは、人手不足でも「顧客体験」を損なわない運用に役立つプロセスKPIをご説明します。

また、「ママパワーを会社で活かすための整備」についてもみなさんと意見を交換させていただきます。

是非、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

♪♪♪第19回CSマネジメントセミナー【特別講座】♪♪♪

     くわしくは、http://www.cs-kentei.jp/609.html

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