長崎ハウステンボスがいよいよロボットが働く「変なホテル」をスタートさせたらしいのです。百貨店の接客ロボットも話題になりましたが、あくまでもピンポイントでした。ですが、「変なホテル」ではロボットが働くのは、フロント業務全般を行う人間型?ロボット、それに各部屋の温度調節などの要望に応えるミニロボット(ドラミちゃんのようなイメージでした)、荷物を運ぶかわいい台車型ロボットのようでした。
顧客の反応は、驚きはあるでしょうが、楽しそうでした。ハウステンボス社長・澤田秀雄さんは、人手不足をロボットで解消しようとしているのだそうです。99%の業務をロボット化できることをホテルチェーンに導入を目指しているとか・・・。
また、ソフトバンクのペッパーは「こころ」感情のあるロボットを完成し、「ペッパーがいると生活が楽しい」と思わせることを実現しようとしています。
効率・コスト・労力という観点のロボット、ハートフルケア観点のロボットが出現し、いよいよロボットは、私たちと共存、協働しはじめたといえます。お掃除ロボで喜んでいた時代から、さらに進化した「新ロボット時代」に突入しました。産業ロボットも同様です。黄色いロボットで有名なファナック社は、ロボット作業用の柵がなくても安心して作業ができる、つまり完全にロボットと人間が共存する緑色のロボットを開発しました。
まさに、サービス大革命です。人ではないサービスによる満足度やその体験が、従来の良いとされてきた顧客体験に影響を及ぼすことになります。その一方で高齢者時代をビジネスで勝ち抜くための「こころ」「思いを伝える」サービスにも変化がでることでしょう。ロボットに求めるもの、人間に求めるもの、従来型の発想を打ち破ることが必要です。
つづきは
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