備蓄米随時契約にみる国民との価値共創の始まり!小泉大臣にCS的注目
本日15時より、CSマネジメントセミナーを開催いたします。それに先立って、
少しだけセミナー内容にかかわる話題をお届けいたします。
「まだまだ高いな」とは思うものの、お米が「まずは食卓にある」ことが維持された
ことは大きな政治の力の発動ではありますね。法的視点からすれば、問題はあるので
しょうが、「まずは」国が国民と「共創していく」ための基礎の一部は醸成できつつ
あるように見受けられます。
それにしても小泉大臣の発言は、味方を増やしているな、と感じます。備蓄米の管理
担当者には、その管理方法や人的貢献を評価し、そのことを国民にも伝えています。
なかなか陽の当たらない部署でありながらも毎日コツコツ、確実に業務を遂行してきた
部署があることを国民と共有し、国民と共に感謝を伝えています。
この情景は価値共創機能のステップでは「分析思考」を活かしたフェーズにあたり、
お米という「モノ」の先にある「顧客の期待するゴール」を想定する部分です。
備蓄古古古米(令和3年米)が驚くべきスピード感で市場に出たことにより、
顧客である国民の「満足状態」を測定分析することもできたはずです。
※価値共創機能はプロフェッショナルレベル66ページ以降に記載あり。
つまり、今の政策がゴールではなく、まずは「モノ=米」が食卓に並ぶことで、
国民が言葉にしている要望に応えることができたに過ぎない、ということです。
ここから、どのように価値共創機能を発動するのかが問われるところでした。
ですが、さすがに農林水産大臣の経験のある石破首相は、昨日「コメ増産で安定供給」に
関する閣僚会議を行い、米高騰の原因究明と中期稲作対策を動かすことを表明しました。
また、SNSで前沢友作氏がコメ農家に「何か自分にできることはないか」と投稿すると、
小泉大臣が即反応で「農水省で担当職員と意見を交換しませんか」とリポストしました。
価値共創機能のステップ3にあたるデザイン思考を活かした、「多くの人と意見を
交わし」顧客の求めている顧客体験を具体的にイメージしていくプロセスを進んで
いるといえます。
これからは、農家や米にかかわる事業者などを巻き込み、消費者の意見を取り入れ
ながら、最終の「成功」に向けたコミュニケーションをと進めていくことでしょう。
その結果、「コメ増産で安定供給」という「国民サービス」を「デザイン」することが
実現できるのでしょう。
国は主体ではあるが、国民の意思、米作り農家、事業者に伴走しながら、その先に
ゴールテープの用意を進めていくことが理想です。
価値共創機能、サービスデザインの理解は、これからの事業、業務の中に大きな影響を
もたらします。まずは、プロフェッショナルレベルのご受検をお勧めいたします。
本日15時よりCSマネジメントセミナーを開催いたします。このメールマガジンで
お話した内容も扱います。ぜし、ご参加ください。
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6月6日(金) 15:00~16:00
テーマ:時機到来!CSスペシャリストが人視点で「価値創造」をマネジメントする
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1.人視点での「価値創造」の肝とは
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