株式会社アグリゲートが運営する八百屋「旬八青果店」の接客は楽しく、実がある!のです。なんと年商4億円だそうです。
新鮮な野菜であることはもちろんですが、D品と言われる規格外品を扱っています。
ですから、価格も抑え気味です。しかも、接客が親身で実がある!のです。
食べ方をわかりやすくアドバイスしてくれるんです。たとえば、1袋100円のマッシュルームは、鮮度が高いので、加熱せずに生のまま、サラダ用にスライスすることを提案してくれます。
晩酌をする人ならば、オイル漬けの提案なども。スーパーとは違うんですよ、ココが。
スーパーだと、持ち帰りができるレシピが置いてあったりしますが、鮮度や好みで選べるレシピではありませんから。
プロだな、と感じるのは接客と接客をするための準備です。朝、野菜が届くと、すぐに販売スタッフが試食を開始します。食べて、感じて、アイデアをひらめかせる、というステップです。
例えば、「つるむらさき」はほうれん草の仲間で、栄養価がとても高い緑黄色野菜です。
ですが、ぬめりけが強く、苦味もあります。栄養価を考えれば、食卓に出したいのです
が苦味が・・・。そこで、試食段階「食べる」「感じる」で「特性レシピ」を考えます。
スマホで自社内のサイトを検索すると、「炒め物」が最適だという情報を発見。
こうして、試食の「感触」と情報ネットワーク活用で、「旬八」接客サービスが完成です。
一見、王道の接客サービスのようにも見えます。理論はそのとおりです。 ですが、お客さまの「感触」を想定するスキルと気づき、情報ネットワーク活用によるスタッフのためのサポート、という仕組みが円滑に稼働することにより「成功」する、代表的な事例です。
接客サービスへの情報ネットワーク活用は、思ったほど進んでいません。その理由は、提供する情報コンテンツの作成に手が出ない、というのが本音かもしれません。
接客教育は、マナーのレベルから、本格的なアドバイス型接客に変わっています。今年のベーシックレベルの実技試験は、お客様のライフステージの変化に合わせたサービスの提供がテーマです。ぜひ、ご受検ください。
ベーシックレベルは通年でいつでもご受検ができます! 検定協会ホームページよりお申込みください。
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