神田やぶそば伝統の力にあるストーリーとは

 営業再開した神田やぶそばを訪れました。相変わらずの行列です。火災前と変わらぬ人気。文字通り「竹藪」に包まれた外観は、お江戸風情を感じさせています。行列を想定した待合のスペースも心遣いを感じさせてくれます。

 帰り際に「ありがとう存じました」という言い方も伝統の一言で魅惑的な響きです。江戸前なんでしょうね。ビジネスマナーやサービスコミュニケーションでは妥当とはいえませんが、それでもよいのです。こういう考え方が、そろそろ、清く正しい日本のサービス業界にも必要な時代が訪れているような気もします。これが「神田やぶそば」のストーリーなのですから。

 ですが、もっとも大切なことは、「神田やぶそば」で「江戸前」の「味と技」を堪能できたのか、ということになると、・・・。個人差があることなので、これ以上のコメントはありませんが、「伝統とは変わり続けて存在価値を明らかにし続けること」と1688年創業の京都西陣織の老舗、株式会社細尾の若きリーダーが語っていました。

 変わり続けることを仕事にする時代です。変化にとんだ成功のストーリーをつくりましょう。

    ▼▽▼ 第10回CSマネジメントセミナー 3月13日▼▽▼

    顧客接点を劇的に変える「顧客体験のストーリー化」を考える
      約40分間のワークショップもご体験いただきます。

 1. 売上低迷の企業には「ストーリー」が無いと言われる理由とは メディアでもたびたび取り上げられる「選びたくなるストーリー」の価値。
  先日も東京大学大学院の伊藤元重教授がマクドナルドの低迷について「ストーリーがなくなった」とコメントしています。

 2. モノづくりにも必要な「ユーザーのためのストーリー」を考える 最近のTOTO「ネオレスト・・・このトイレに俺たちの居場所はない」のストーリー化成功例を分析。
   日常の商品開発、営業、お客さまサービスの接点での活用を考える。

3. ストーリー化技術体験ワークショップ 情報を組み立てながら、ストーリーをつくるトレーニングを行います。 そこから、お客さまの「目線」に「気づく」ことを体験していただきます。

4. 5月-6月 顧客体験ストーリー化研修(企業研修)の特別予約についてのご説明

【日時】 平成26年3月13日(金) 13:30~15:30
【会場】 明治大学 紫紺館 
     東京都千代田区神田小川町3-22
【受講料】無料
【お申込み】 こちらのURLよりお申込みください。

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