GMの全世界でのリコールがついに1500万台を突破とのこと。米調査会社プランニング・パースペクティブが米自動車部品サプライヤー(供給業者)を対象に毎年行っている調査のことだ。それによると、完成車メーカー上位6社を対象にしたイメージ調査でGMは最下位に沈み、GMは「信頼感全般」、「コミュニケーション能力」といった主要項目のすべてで最低評価をつけられた。まさに「危険水域」の状況。窮地に陥った時こそ、顧客接点を遠ざけてはならないという証ですね。どん底から這い上がったGMですが、自社優先の再生にすぎなかったということではないでしょうか。成功している企業との違いは、顧客との「共創力」であることを痛感します。