驚きました!「個別指導のトライ(トライグループ)」が英国の
CVCキャピタル・パートナーズに買収されるそうです。買収額は
1000億円程度。数年後には当然ながら上場します。買収されれば、
経営層が変わり、中枢社員の大半は解雇されるでしょう。
トライグループは非上場で、創業者が株の大半をもっています。
社長は元女優の二谷友里恵さんです。(夫が創業者)業界最上位
(年間410億円)の売り上げを誇っているだけに、すべての株式を
売却するという報道に驚きました。
トライグループは、AIなどデジタル技術を活用した指導に力を入れ
ていて、教育業界の事業環境が新型コロナウイルスや少子化の影響で
変わる中、外資ファンドのもとで成長を図るねらいがあるようです。
2020年度にコロナ感染不安で自主休校(30日以上休校)した小中
学生は全国で3万人以上いるそうです。教育ビジネスのデジタル化は
必然といえますね。
また、資生堂はシャンプー「TSUBAKI」や洗顔料、男性化粧品
「uno」をCVCキャピタル・パートナーズに売却しました。今後、
資生堂は高価格帯商品に資本を集中させるそうです。
みなさんは、これらのニュースをどのように受けとめたでしょうか?
トライグループの例では、「教育ビジネス」はデジタル技術を活用
することにより、契約者数を伸ばす経営に進んでいることがわかります。
さらに、「個別指導」を徹底するための指導がAIによって進化し、
弊会が提唱している満足度を高めるステップを2から3へと押し上げて
いくのでしょう。
デジタルがいくら進んでも「生徒のモチベーション」を動かすのは、
講師とのコミュニケーションが大きいと言われています。そこをどの
ようなプログラムにするのかが気になるところです。
そして、この問題は「いずれは、当社にも発生する問題なんだ!」と
思えることがCS推進者には必要です。つまり『関心の先にある新たな
気づき』をもつことです!他社の出来事を「社員は大変だろうね」と
他人事にして終わってはもったいないのです。
資生堂の例では、経営層がこの判断に至ったであろう「fact」に
興味をもってみましょう。どのような「情報」が「fact」にあたり、
その「fact」はどのような部署から引き出されたものなのかを考え
てみましょう。
その情報イメージを自社に落とし込んで、変革に向けたプロセスを
想像してみましょう。何よりも、その中で自分がかかわる「情報」は
どのようなことなのか、その情報の質や方向性は「今」を生きている
のか、と検討してみましょう。
そもそもですが・・・・。会議の席で、自信をもって現状の情報を
「fact」として発言できているのか、会議で言われている話を
本当に理解できているのか、という点を自己採点してみることも大切です。
どんどん新しい視点でビジネスは変わっていきます。顧客接点の
持つ定義や意義も変わっていくべきです。
10月18日16時から、「コールセンターをシンプルに最新定義に変える」
というテーマで30分のミニセミナー(オンライン)を開催いたします。
ぜひ、ご参加ください。
今回のテーマは「コールセンターという仕組みを新活用、ボイスポッド
とは異なるヒューマンリソースの活用について」という長いテーマのお話
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♪♪本日のCS音声ブログ♪♪
「関心の先の気づきをもつ」
「現物を想像できる説明」
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◆◇◆ 石川塾Zoom 11月5日(金)18:00~ ◆◇◆
今回のテーマは、【 現場でそっと見つけるCSの花 】
ありがとう」はお客様から頂く「うれしい言葉」です。ですが、
お客様から教えてもらわないと「CSの花」を見つけることが
できてないのでは?!
当たり前の行動と「当たり前以上」の行動の違いに気づく
アンテナをCS推進者としてもっていますか?という問いかけです。
気づくことから、CSの花は広がります。
「アンテナ力」をみなさんで確認する30分です。
ぜひ、ご参加ください。
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12月10日(金) 15:00~16:00
今回のテーマは:
言われ尽くした「価値の提供」を本物にする時がやって来た!
CS推進担当者は「主役はお客様である」を提言しよう!
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1.「価値を提供する」の本質
2. 価値の提供をブランドストーリーで考える
3. コロナで見失った「顧客価値」を再現する
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5. こんな発言がCS担当者を輝かせる
※活用する事例(予定)
・生命保険企業
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