事前期待の本丸が変わる!CS推進の見せ場がやって来る!

 関東は春一番が吹きました。最近、巣ごもり過ぎて日光を浴びる時間が少なくなった気がします。たまには、外に出なくては・・・。
とはいっても、スーパーでお買い物くらいかな。

 不思議です。TAKEOUTが普通になり、DELIVERYにも慣れました。
ウーバーイーツに薬を買ってきてもらうこともできます。ついにウーバーはお買い物代行です。

 そして、なんでもかんでも「サブスク」です。良いことだとは思いますが、モノを購入するという価値観の変化は大きく変わっていきます。
まさに営業・販売の仕事は、質的に変わらざるを得なくなります。

 無印(良品計画)が生活家具のサブスクをはじめました。若い世代にとっては、「選ぶ、決める」ことが、「とりあえず、これでいいや」という、軽めの事前期待に変わることになります。満足度の基準となる、事前期待の本丸は「モノ」ではなく、「個社のサブスクの特長」に変わるのでしょう。

 そうなると、カスタマーセンターでは、クレーム一つの意味合いや顧客がこだわっている価値観の理解を大きく変えることが必要になります。

 何よりも、「せっかく購入したのに」という強い想いではなく、「商品を替えてもらえれば、それだけでかまいません」というニュアンスに変わるのでしょう。

 営業の人にとっては、「購入」していただくことが自分の追う数字だったわけですが、「興味をもってもらう人を創る、増やす」ことが仕事になるでしょう。もし、無印(良品計画)さんが、ニトリさんと同じように法人営業をしていたとしたら、営業の切り込み方が全然違ってくるでしょう。

 このような変化は金融、エネルギー、不動産などのすべての営業にも表れています。問題なのは、「価値観の変化の捉え方」です。

 さらに言えば、「変化への耐久性が強くなったお客様、変化を嫌わなくなったお客様」への営業は、「想像力・創造力」が強く求められる、ということです。

 今までは、人海戦術型のマーケティングリサーチや「往年の経験」が主力でした。ですが、これからは、「今までに経験したことがない想像をすること」ができない営業マンは生き残れない、企業は選ばれない、ということになります。

 2月16日のCSマネジメントセミナーでは、コロナ禍によって飛躍的に必要となった「想像力・創造力」を満足度3ステップの基本理論で解説いたします。是非、ご参加ください。

 また、前回のCS石川塾で多くのリスナーの皆様にご興味をお持ちいただいた、「機能的非識字」の急増と「意識への介入」をこの変化の中で、営業はどのように手法を変えていくのか、というお話をさせていただきます。

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  ◆◇◆第34回CSマネジメントセミナー◆◇◆
      2月16日(火) 15:00~16:30 
     https://www.cs-kentei.jp/34csms/       

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